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インフルエンザの3つの感染経路

2019年07月12日
ベッドでせきをする女性

冬になると、必ず流行する病気がインフルエンザです。
インフルエンザが感染し、拡大していく感染経路には大きく分けると3種類あります。

すでにインフルエンザウイルスに犯されている人がくしゃみや咳をすると、そのくしゃみや咳に含まれているインフルエンザウイルスが飛散します。
そして飛散したウイルスが別の人の口から侵入することによってウイルスを吸収した人もインフルエンザを発症します。
この感染経路の事を飛沫感染と呼んでいます。

インフルエンザウイルスに侵されている人が口元に触れたりすると、当然手の皮膚にもインフルエンザウイルスが付着します。
ウイルスが付着したままの手でドアノブなど物に触れると触ったものにもウイルスが付着します。

その後、別の人がウイルスが付着したものに触れた後でウイルスが付着ままの皮膚を洗わずに食事をしたりすることによって口からウイルスが侵入し、インフルエンザを発症します。
この感染の仕方を接触感染と呼んでいます。

また、インフルエンザウイルスは環境によってはすぐに死滅せず長期的に空気中に漂っていることがあります。
インフルエンザウイルスが好む環境とは低温であり、湿度が少ない状態です。
寒くて空気が乾燥している冬場はある意味インフルエンザウイルスにとって絶好の環境といってよいでしょう。
そのため、インフルエンザは冬になると大流行するのです。

また、冬場は少しでも外の風を入れないように部屋を閉め切っていることが多いです。
部屋を閉め切ることもウイルスを長期的に滞在させる大きな要因となっています。

このような環境で長期的に漂っているウイルスを呼吸によって吸い込むことによってもインフルエンザを発症することがあります。
このような感染の仕方を空気感染、別名飛沫核感染と呼んでいます。

飛沫感染、接触感染、飛沫核感染とも呼ばれている空気感染ともにどのようなケースでも発症する可能性があるものです。
インフルエンザを完全に予防するためにはこの3つの感染経路をよく理解し、対策をとる必要があるのです。

最も多いとされる飛沫感染

前述した3つの感染経路の内、最も多いとされる感染経路が飛沫感染です。
それは何故かというと、他の感染経路と比べて圧倒的にウイルスがばら撒かれる量が多いからです。

インフルエンザを発症している人がくしゃみをすることによって空気中には200万個、咳をした場合でも一回の咳で10万個ものウイルスが空気中に飛散すると言われています。
また、インフルエンザは口の中からだけ感染するわけではありません。
稀に目の粘膜からも感染することがあります。
目の粘膜から感染すると眼に関する症状を実感することもあるのです。

飛沫感染が最も確率的に高い理由として、飛沫感染をしやすい環境に居ることが多いことがあります。
毎日通勤や通学で電車やバスを利用する人は毎日満員の車内で過ごすことになります。
その車内でウイルスに感染する人がくしゃみをするだけで飛沫感染の可能性は飛躍的に高くなります。

ですから、インフルエンザにならないようにする為には飛沫感染を防ぐ対策をとることが最も重要です。
飛沫感染はくしゃみや咳などで飛散した唾液によって感染するわけですから、唾液が体内に侵入しないようにすればよいわけです。
そのことからもマスクは予防法としてとても有効であることが分かります。
実際近年通勤や通学中にマスクをしている人が飛躍的に増加しました。

しかしながら、間違った着け方をしている全く効果がありません。
飛沫感染は鼻からも引き起こされるので、マスクをするときは口だけでなく鼻もしっかり塞ぐようにします。
そして隙間が無いように密着させましょう。

それ以外に特に効果的なのが手洗いです。
外出先から帰ってきたら必ず手洗いをするようにしましょう。
しっかり手洗いをして手のウイルスを洗い流すことで手からの感染を完全に予防できます。